こんばんは、麒麟です。
退勤時間ぴったりにタイムカード押して、渋谷タワーレコードに駆け込み
私立恵比寿中学のメンバーからバレンタインデーのチョコをもらった、あの麒麟です。
写真は麒麟が推している安本彩花さん。タワレコエプロンが非常によく似合います。
皆さんは誰推しですか?あいあい?ひなた?ひろの?真山さん?・・・。
ここまで書いておいてアレですが、なんかこのブログはAV監督が書いてる意味が
ほとんど無いですよね。AV監督のブログだからAVの話なのかと期待させておいて
アイドルと酒の記事を読まされる・・・ほとんど詐欺です。訴えてほしいくらいです。
なんで今回は原点に立ち戻って、AV監督らしい話をします。
しかし、最近の話は自分でも咀嚼しきれてなかったり、諸々言い辛いことも
あったりするので、懐古主義的な自分らしく昔話をしたいと思います。
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と、いうことで昔話。
僕の初監督作品「一撃」の話をしたいと思います。
タイトルのとおり、一撃発射モノです。
今でこそメジャーなジャンルになっていますが、多分この作品が業界初
だったんじゃないでしょうか。
とはいうものの、撮影時は入社5ヶ月の完全な素人監督状態。
・「ヨーイ、スタート!」のコールを忘れて、いつまでもシーンが始まらない。
・試みがアレ過ぎて、カメラマンさんから「本当にコレで大丈夫か?」と何度となく確認される。
・顔射だけにすりゃいいものの、変に欲張ってパーツ発射なんかも収録しちゃってる。
・そのパーツ発射シーンの設定がシュールすぎて理解不能。
(ex:床掃除してる若妻の尻にいきなり発射、風呂上りの女性のうなじにいきなり発射、など)
・髪に発射した精子が完全に髪の中に埋もれてしまい、どう撮っても着弾の確認が出来ない。
・収録時間が90分と決まっているのに、撮れている素材の時間が100分しかないことに
途中まで気づいてなかった。
などなど、今思えばバカとしか言いようの無いトラブルの連続だったことを覚えています。
最終的には先輩監督や技術スタッフの皆様のフォロー、男優さんの発射、
何より女優のaoiさんのご尽力によりなんとか撮りきって、リリースまで漕ぎ着けました。
写真はネット上に奇跡的に残存していた「一撃」撮影当時の一枚
aoiさん、超キレイ。僕、完全に不審者。当時、22歳。今、30歳。
8年で色んな考え方や技術を身につけたりして、現場でも相当偉そうな態度を取るように
なってしまいましたが、この頃を思い出してもう少ししおらしくなろうと思います。